コピーライティングを学ぶ事でダークサイドに陥った人の話 〜本質はそこじゃない!〜

上品な言葉は人の【心】を動かし、
下品な言葉は人の【感情】を動かす。


今まで沢山の記事を書いて来た中で辿り着いた
コピーライティングの【本質】です。

自分の発する言葉が自分を作り、
自己から湧き出たモノが商品や企画となり人を集め、
その環境を人間は【人生】と捉えるというのが僕の見解です。

つまり、【言葉に対する認識】を根底から変える事により
現状のビジネスモデルにすら大きな変化を作り出す【キッカケ】を
与える事が出来るのです。

『コピーライティング』というモノの奥深さ・・・


この世の中の全ては『言葉』により構成されています。
万物は、言葉により『認知』されるという意味です。

従って、いかなる人間であっても『言葉』というモノの深掘りは
必須であり、ビジネスそのものが『言葉』で成り立っている事を考えると
ビジネスマンとしては必須の行為だと思う。


多くのビジネスマンが『コピーライティング』というモノを
学ぼうとしたり、理解しようとしたりするのはこの為なハズです。

しかし、コピーライティングを知るには、
その本質的視点から考える事無くして「答え」に辿り付く事が出来ない
と言うのが僕の結論です。

この記事ではその辺りを深掘りしますので、
コピーライティングはおろか『言葉』というモノ自体を
再定義する事が出来ると思います。

結果として、ビジネスの捉え方、人生の捉え方が
大きく飛躍するヒントにもなり得ると思っています。

過去の自分を思い返してみると、
『言葉の威力』を始めて知ったのが大学生時代です。

代ゼミで浪人していた時に日本史の講師が「ある本」を授業の中で薦めてくれました。

伊達先生という日本史講師なのですが、
授業の7割を占める爆笑漫談のせいで毎回30分は延長するという、
今考えると破天荒な講師であり、抜群の話術が面白く、
それを聞く為に日本史嫌いでしたが授業は全部出ましたw

そんな伊達先生が薦めてくれた本は、司馬遼太郎の『燃えよ剣』です。

抜群の話術で本を薦める訳ですから、大学生になったらいち早く読みたいと思った訳です。
今考えれば、素晴らしい営業トークですし、まさに【言葉の威力】でもあります。

ただ、僕が言いたい【言葉の威力】は伊達先生の漫談ではありませんw


本質的コピーライティング


『燃えよ剣』は、新撰組の土方歳三の生涯を描いた作品です。

大学に入学した僕は、
早速その上下巻からなるその本をバックに入れて、往復の電車の中で読みました。


「脳みそが異次元にぶっ飛ばされる」


本を読んで、そんな経験をした事は始めてでした。
それまでの人生では小学生の時に『ズッコケ三人組』にハマった程度でしたがw


ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・・


という中央線列車の音が読み始めて数ページもすると徐々に消えていき、
文字を追い掛けているはずの目から文字が消え景色は一瞬の間に「幕末江戸」へと飛ばされる・・・


昼は活気を帯びて、夜は緊張感漂う江戸の街の空気感を感じる・・・
納屋の屋根裏に潜んだ時の冷たい空気とカビ臭さを感じる・・・
小砂利を踏みしめて歩く、武士の足音が聞こえる・・・


甘美な言葉は、文字だけで人間にコレ程までの創造力と感性を与えてくれるのです。


以来、僕は司馬遼太郎にハマり「竜馬がゆく」を通して
「脳みそをぶっ飛ばしながら」語り継がれる人間の生き様を真横で見させてもらう事が出来ました。

『竜馬がゆく』を崇拝している人はこんな感じでハマったのではないかと思います。


あれから15年以上経つ今でもこの経験から受けた影響は莫大なインパクトがあり、
間違いなく僕自身の仕事や人生の価値観を決める源泉となっています。


僕が名付けたエスプレッソマーケティング

そのコンセプトを

「100年先に伝わる仕事をしよう・・・」

としているのは紛れも無くこの影響から来ています。


坂本龍馬の仕事は近代日本の礎となり、こうして100年経った今でも語り継がれている訳だが、
その坂本竜馬の神話的生き方をまるで神からの伝達の如く、高い次元で書き下ろした司馬遼太郎の
作品も100年経っても色あせるはずが無いと思う。


伝説的ミュージシャンもそうだし、老舗の様に数百年もの時を乗り越えるビジネスも、
全てはそこにある【本質】を捉えているから他ならないと思うのです。


【言葉】の本質は【人】の本質


その本質は冒頭にある

上品な言葉は人の【心】を動かし、
下品な言葉は人の【感情】を動かす。


という事なのです。

上品な言葉というのは、深く人の心に突き刺さり,
時空を超えて存在する事が可能なのです。

その本質を音楽で体現したのが、ジョンレノン、ボブマーリー、2PAC、MJといった
「KING OF ○○」と称されるミュージシャンだと思います。

彼等はマーケティングを使って音楽を売る事はあっても、
マーケティングを使って「人の感情は操作しない」のです。

『意味不明な総選挙』なんてして、薄弱なヤツの財布から
ボーナス全てをかっさらう様なマネはしないのです。

詳細はコチラの記事で・・・w

ビジネスも小手先のスキルを使って人の【感情】を動かして売るのではなく、
在り方そのもので人の【心】を動かしたビジネスが長きに渡り存続する事が可能なのです。

そんな前提で自分を顧みた時、
僕は人の【感情】を動かしてビジネスをしている事に気が付きました。

巷にあふれる、『コピーライティングスキル』を学べば学ぶ程に
【本質】から遠ざかっている事に気が付きました。


そもそものコンセプトが「客の感情を動かせ!!」ですからね。


そういったスキルの成れの果ては【小賢しさ】であり本質からは常に遠ざかっていくのです。

スキルでビジネスが成り立てば成り立つ程に「小賢しさ」が作ったビジネスとなり、
人間関係や環境に自分が求めるモノとのギャップを大きく感じます。


【感情】で集めたお客さんはひどく【感情的】です。


依存的であったり、
損得感情で動いたり、
モチベーションが低かったり、
継続出来なかったり、
お金の事しか考えなかったり、
劣等感が強かったり、
執着心が強かったり、
教えても作業してくれなかったり、
勉強する事が嫌いだったり、
熱しやすく冷めやすかったり、、、


感情を揺さぶって財布を開かせる事は可能であっても、
果たしてビジネスとして『真っ当』であると言えるのだろうか・・・

その対価として得た売上は果たして自分を幸せにしてくれるだろうか・・・?

『人が集まる』という現象は、集め方の問題。
つまり自分が出す【言葉】の問題という事です。

結果として自分もそこに引っ張られていき、【感情】が振れやすくなります。
すると【感情】が振れない為に、【関わり】をなるべく遮断しようします。

やがては、お客さん・同業者等、人間関係の全ては
【感情的依存関係】により構成され充実感を失って行きました。

この様に、『感情マーケティング』によって
売上が上がれば上がる程に僕は【苦しみ】も増えて行きました。


一度全てを捨ててみる・・・


しかし、ビジネスは【人との関係性】が全てであるが故に、
このまま行けばいずれは、ビジネスが破綻するか、自己が破綻するかしか残っていないと思いました。

それを振りちぎれる程、自分は【タフ】ではないと知っていたからです。

だから僕は、思い切ってそれまでの全てを一度捨てる事をしました。



【小賢しさ】で作った環境を一旦リセットしたのです。

小賢しさを捨てるには、同じ位の【潔さ】が必要です。

周りの人間は「あり得ない!」と言われる額のモノを捨てました。
小賢しさにより創り上げた価値、そこから得られるであろう更なる経済的価値。

「そりゃ、もう気持ち良い位に潔く捨ててやったさ・・・w」

そして、【在り方】をもう一度見つめ直し、すべてを作り直す覚悟を決めました。

その時に、大きく支えてくれたのは
紛れもなく『竜馬がゆく』で司馬遼太郎が見せてくれた景色です。


司馬遼太郎により、
後生に語り継がれる人間の【在り方】を真横でみれた事です。


自分の【心】が動かされた事により、人の【心】を動かすという事を知れた事です。


高度経済成長期と戦ったオッサンの座右の書を聞けば
大概『竜馬がゆく』と答えるのも頷けるのです。


あの時代を支えたのは【感情】ではなく【心】だと思うのです。


同じ様に、言葉やコピーライティングという視点で
『司馬遼太郎』と『週刊誌』の存在価値を紐解けばその価値の違いは一目瞭然なのです。


司馬遼太郎の【言葉】は人の【心】に向けて書き続けた人です。
週刊誌等の【言葉】は人の【感情】を揺さぶる為のモノです。


ビジネスも全く同じで

人の【心】に向けたものなのか、
人の【感情】を揺さぶるものなのか・・・


この根本的要素が違うダケで

生き方が変わります。
働き方が変わります。
人間関係が変わります。
企画が変わります。
商品設計が変わります。
見せ方が変わります。
言葉が変わります。
売り方が変わります。
プロモーションが変わります。
集まる人が変わります。
集まる人の意識が変わります。
ビジネスが変わります。
環境が変わります。
人生が変わります。


そう考えたら、コピーライティングを学ぶ以前に
自己の内面を精査する事の方がよっぽど大きなインパクトがあると思います。


【売上】は必ずしも人間を幸せにしないのです。


豊かさの基準が上がってしまった現代社会であるが故に、
バランスを見失い【内面が貧しくなる】という事が人間という生き物の難しい所ですねw

しかし、そんな高度な葛藤を乗り越える事が出来るのも
また人間の偉大さではないかとも思うのです。


という事で・・・


この様に、僕はビジネス的に一時期ダークサイドに落ちた気がします。。。

落ちたというよりは、それ以上ビジネスをしたいと思えなかった訳です。
また同じ環境を作ってしまうと思ったからです。

そして、僕は【執着心】というモノを捨てる事が出来ました。
小賢しさを積上げる事は執着心を積上げる事なのです。

そうして積上げられた執着心の矛先は、いつだって【虚像】でしかないのです。

【執着心】は人をダークサイドへと導きます。

それを捨てる事により、得られるのは心地良い【潔さ】なのではないでしょうか。。。

積上げたモノが大きければ大きい程、かかった時間が長ければ長い程、
経済的効果が大きければ大きい程、捨てる事が一層困難となる。

しかし、それが大きければ大きい程、捨てる事で得られるモノも大きくなるハズです。

捨てれば捨てる程に、自分の中にある「素晴らしいモノ」に気が付く事が出来る。

『シンプリシティ 〜Simplicity〜』という思想です。



その瞬間に既に自分は「満たされている事」を知る事が出来ます。
その前提で、あたらめてビジネスを創り上げる事で全く異なるビジネスが出来上がるのです。

見た目は同じでも、内在する情報が一切異なるという事です。

坂本龍馬が偉大なのも、そうした【潔さ】だと僕は思っています。

こうして、僕自身は内面的葛藤を乗り越えた事によって
今までよりも遥かに次元の高いプロモーションを生み出せました。

今はこれまでのどの時期よりも、抜群にバランスの取れた
素晴らしい【環境】を生み出す事が出来る様になりました。

心技体が最も充溢した状態とでも言いましょうか・・・

その辺りは、全て言語化して体系化して知識としてストックしています。

今後気が向いた時に、プロモーション成果をシェアして行きたいと思います。


いずれにせよ、
ネットを介してより強固な「個と個の繫がり」により発生している現在〜今後のビジネスを考えて、
自分がどういう方向を取るべきか今一度見つめ直してみて欲しいです。

今回の記事がそんな【キッカケ】となれば嬉しく思います。




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Kazuhiro HADA

Kazuhiro HADAクリエイティブマーケティングコンサルタント

投稿者の過去記事

【肉体】を制御するのではなく、【志】を統率すべし。
【欲望】で制御するのではなく、【心】を統率すべし。
【思考】を制御するのではなく、【思想】を統率すべし。

さぁさぁ、世界の話でもしましょうか…

コメント

    • きけ
    • 2016年 4月 16日

    貴重な情報を有難うございました。
    「燃えよ剣」を読んでみます。
    チャギ&アスカもよかったです。

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著者情報

羽田和広
プロフィールというか、主張はコチラ 社会に取って有意義な仕事と人間として洗練された人生を創り上げるクリエイティブマーケティングコンサルタントをやっております。 「上質を少しだけ…」をモットーにシンプリシティの精神を追求しながら慎ましやかに生きておりますw
羽田和広

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